| 今まであまり鈴鹿の山に行く機会はなく、竜ヶ岳に中学生時代と20歳になったころの2度行っただけである。今回は漆ヶ滝を見て霊仙山に登ろうと名水で有名な醒ケ井まで車を走らせた。養鱒場手前の空き地に車を置き、漆ヶ滝を目指す。谷山谷は伏流で登山道は石灰岩がゴロゴロしていて滑りやすい。漆ヶ滝直前で水が現れ滝には結構水量があった。周辺の新緑と苔が美しく、コケイランなどの花が咲いている。ここからは急な登りとなり峠に飛びだすと、そこからは草原状のカルスト台地。汗をかいた体にさわやかな風が吹き涼しい。いくつもある山頂を順に登り、お虎ケ池まで下ってくると何か靴の中に違和感があることに気付いた。靴を脱ぎ、靴下をおろすと真ん丸に太ったヒルがポロリと出てきた。親指のツメほどに真ん丸の真っ黒になったヒルはもう満腹満腹しあわせ幸せ、わし動けんから転がしといて、と、ころころ転げて身動き一つしない。血が出てきているので絆創膏を貼り登山道を下ってゆく。下山途中もどうもまだ違和感があると思っていたが、車にたどり着き靴を脱ぐと、靴の中は血の海。黄色い登山用ソックスがほぼ真っ赤。靴下を脱ぐとまだタラ〜リと血が流れ出す。結構太い血管を食い破られたようだ。止血し絆創膏を幾重にも貼付ける。その夜風呂に入っているとまた血が流れ出した。 |