| 天気予報はよくないのだが休日をじっとしていられない。南アルプスに向かって車を走らす。今回はお盆休みということで山小屋は混雑しているだろうと思い、テントを担いで登ることにする。2泊3日の予定で食料とテントなどを詰めるとザックの重さは20キロを超えた。この荷物を担いで急登で有名な三伏峠への道は結構きつかった。それでも数回休んだだけで、特に辛さも感じず三伏峠着。昼飯を食べ、本来ならここでテントを張り明日山頂を往復するつもりだったが、まだまだ時間があるので塩見岳小屋まで行くことにする。小屋に到着する前ではそれでもかなり疲れて天候も怪しくなってきた。テント場はすでに色とりどりのテントで埋め尽くされており、近くのピークの上の何もさえぎるところにしか設営できるところはなかった。そこにも体を寄せ合うように3張りのテントが設営された。ここの水場は小屋裏約10分下ったところにあり、下りはよいが疲れた体に登りはきつかった。夜半から雨が降りあっというまに暴風雨となった。何もさえぎる物のないここはまともに風雨を受け、今にも飛ばされそうで眠ることはできない。遠くで雷鳴も聞こえだし、これはやばいとテントを撤収。小屋にもぐろうと扉を開けると玄関にも人が寝ている。やむなく軒下でテントに包まった。早朝何人かに遭難者と間違えられたのか、大丈夫かと声をかけられる。包まったテントの中では雨具を着て靴を履き、足だけ出しているのだから遭難者と間違われても仕方がない。でもこれって結構快適だ。早朝ぐっすり眠った後むっくり起きだすが外はまだまだ風雨がきつい。朝食を作るのが邪魔臭く、小屋でビールを買い一気に飲み、さてどうするかと思うがここまで来て山頂に行かないなんてもったいない。ほとんどの人は引き返す中、風雨の中をついて山頂目指す。1時間余りで山頂着。誰もいないし途中2パーティーほどあっただけ。山頂はじっと立っていられないほど風が強い。すぐ退散。小屋に戻り、荷物を担ぎ来た道を引き返す。朝食を食べていないので下りとはいえバテ気味。途中昼食を作るも邪魔臭いので、非常食の餅とカロリーメイトでごまかし下る。本当ならもう1泊する予定で天候も回復しつつあるが何もかもびしょぬれでは今日テントを張るのも辛い。そのまま一気に登山口にかけ下る。 |